内容
織田信長期までに簾下十日藁振り十日の覆下栽培が完成した→簾下十日藁振り十日の覆下栽培は江戸後期に完成したものであった。
永谷宗円が煎茶を、山本山もしくは上林春松が玉露を発明→ 江戸後期まで、煎茶はお茶の飲み方を意味し、玉露は茶銘の一つであった。
などなど、主に明治期に創られた由緒にまみれた江戸時代のお茶の歴史を見直し、同時代史料をもとに本来の歴史を見て行きます。
史料は全て現代語訳が付きます。
講師
橋本 素子
日本史研究者(喫茶文化史)。
京都芸術大学非常勤講師。
社会人向け講座「お茶の歴史講座」主宰。
著書に『日本茶の歴史』(淡交社)・『中世の喫茶文化』(吉川弘文館)等。
【日 時】
2023年1月28日(土) 15:30~17:00
【会 場】
OMM2階 F2ホール
【参加費】
5,000円